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『白い薔薇の淵まで』 

白い薔薇の淵まで / 中山可穂
book06.jpg

―――――「性別とはどのみち帽子のリボンのようなものだ。意味などない。
リボンの色にこだわって帽子そのものの魅力に気づかないふりをするのは馬鹿げている。


女性同士の恋愛を、純愛という視点からのみ書き募った感じの作品。
耐性の無かったおれは正直言って最初レズビアンかぁ失敗したかも、と思ったけど読み進めるうちに、あーこれは本物の恋愛の話なんだと思い直しました。それほど苦しくて痛い話。 おれ自身も思ってたけど、同性愛の小説とか勘弁、って思ってる人にこそ読む価値があるかも。
最後に海外に話が飛んでいって日常世界から離れてしまうのが少し残念ではあるけど、後味も悪くないいい小説でした。付録の山本周五郎賞受賞記念エッセイも面白かった。
ひとつひとつの心象表現が作りこまれていて本全体からキレイな印象を受けます。でもやっぱり気持ち悪いと思う人もいそうではある。。無理には勧めませんが、って感じです。

おすすめゲージ:■■■■■■■■□□
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コメント

中山可穂の小説の登場人物はレズでもあるけれど、
それ以上に恋愛に対するひたむきさや純粋さを持った人間だと思う。
「白い~」は完全に恋愛小説だけど、
「サグラダ・ファミリア」とか「花伽藍」とかは
主題にひろがりがあって面白いよ。老女とかね。

もちろん、無理には薦めませんが。
  • 2005/07/22 03:00
  • 本を貸した人
  • (URL)

溜まってるの消化したら読んでみようかしらー。この人の書くのは全部同性愛なのん?
何ていうか、作品に説得力があるだけに同性愛に固執しなくてもいい感じがするんだけども・・
  • 2005/07/23 01:29
  • きょ
  • URL

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